乃木繭子 本のある風景など。http://twitter.com/komayuko


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2009年 03月 06日 ( 1 )

詩のいとなみ

詩のことを知ろうとすると、
詩が逃げていく。

詩とは書くもの?
それとも生まれるもの?
はたまた語るもの?
さては歌うもの?

なぜあのひとは詩をつくるのだろう。
「詩人」と呼ばれるときあのひとはどんな気持ち?

詩の優劣とはなんだろう。
一億総詩人?
詩は時とともにふるびますか。
だれがそれらを詩であると決めたのですか。

詩のことを知ろうとして、
詩人たちの書く本をゆっくり繰ってみるけれど、
答えのようで答えでないようで、
少なくとも胸のくさはらにリンゴはすとーんと落ちてこない。

くさはらにほほをつけて眠るとほほがくさのもようになってそこがしっとりとしめっているのだ

そのしめりけに詩がありそうだとゆびでさぐって見てみるけれど、
やっぱりそこから詩は逃げていく。
いつのまにかそれは、
枕にかぶせたタオルのあとになっている。

ちりぢりとそこにあるようなふりをして、
さも話しかけてほしそうにもじもじ立っているけれど、

詩なんてほんとうはないのではないの?

まなざしは見ることによってしか生まれないのに、
まなざしそのものは見えないのだ。

詩なんてほんとうはないのではないの?

自分のことばっかりしゃべってないでほんとうのことを言ってよ。
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by mayukoism | 2009-03-06 00:14 | 言葉