乃木繭子 本のある風景など。http://twitter.com/komayuko


by mayukoism
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2009年 01月 20日 ( 1 )

森雅之の伏せた目

年末年始に愉しい行事が多かったせいで、まだ日常に戻れていない。
ブログも書けない。
休日が待ち遠しいのに、いざ休日となると寝てばかりいる。
部屋のまん中で、布団が自分のかたちにかたまってじっとしている。

先週は神保町シアターで、森雅之特集をみた。
大岡昇平原作『武蔵野夫人』。監督溝口健二。
すごく良質な昼ドラ、といった印象。
田中絹代と「勉ちゃん」がいったいいつそういうことになるのか、
いまかいまかとわくわく待ってしまう下世話な観客(=わたし)。
森雅之特集ということで、何となく森中心にみてしまう。
いやらしい役なのに堕ちないのは何故なのか。
人間くさい役なのに、どこか気品があるのは何故なのか。
血筋、の一言では片付けたくない。その存在感はだれにも似ていない。

それにしても、川島雄三の映画を昨年数本みてから、
その時代の俳優の名前をいつのまにかなんとなく覚えている。
轟夕起子、の字幕に、ああ『洲崎パラダイス赤信号』の、と思った自分に少しおどろく。
しかし、洲崎パラダイスは本当によかったなあ。

映画が好き、というよりもどうも邦画、しかも古いものに限るみたいだ。
神保町シアターは一般1200円、スタンプカードがあって、5つたまると
なんと次回は無料でみられるのだそう。ちょっと通ってみようと思う。
2月には『小三治』も上映。
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by mayukoism | 2009-01-20 19:10 | 見たもの