乃木繭子 本のある風景など。http://twitter.com/komayuko


by mayukoism
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夜になっても遊びつづけろ

遅い夏休み。
はなばなしい予定はなし。

人の洗濯に付き合う。マンションの下にある住人専用のコインランドリー。
乾燥機に毛布を入れるとふかふかに。
そりゃ日光がいちばんに決まっているけれど、ベランダのない部屋に住んでいる身としては、
なにはともあれふかふか所望。乾燥機ほしい。夢のまた夢。

夕ぐれ時になってようやく動き出す。
少しはなれた沿線の駅まで歩く。
ブックオフの近くで競うように早足になる。数冊購入。
朝から菓子しか食べておらず(なんて自堕落な)、とにかく肉、肉が食べたい。
駅前の「四文屋」へ。
いやはや、空腹をあらゆる角度から満たす欲望的メニュー「煮込ライス」を堪能し、
めったに食べることのない肉の刺身に感嘆する。
しかも安い。お酒もつけてふたりで3500円ほど。貧乏人にやさしいお店が大好きだ。
ありがとう。
隣のテーブルの体育会系大学生が酔っぱらって、「ぱいれーるおぶけれびあん
(パイレーツオブカリビアン)」となぜかくりかえし呟いていた。

四文屋を出て出身大学前の古本屋へ。手にとる本が安く、また数冊購入。
知人は帳場で店主と、吉田豪や辛酸なめ子の話でもりあがっていた。
古本屋をでて缶チューハイを飲みながら部屋まで歩く。
瞬間、爆発的に、得体のしれない感動をおぼえる。
このなんでもない夜の景色。
目的地まではちょっとあって、話す相手がいて、空腹はうまいものでほどほどに満たされた、
いまのこの。
いつまでも夜ならいい。
夜に、眠らない身体をもっていられたらもっといい。

しばらくして大通りに出ると、「福しん」の店頭に「餃子100円」の貼紙。
無視できない。できるわけがない。少しならお腹もあいている。うなずいて入る。
餃子はいつでも食べたい。死ぬ間際でも餃子なら食べるかも、と調子にのって餃子愛を語る。
餃子2枚をたいらげ、満足して「福しん」を出るとさっぱりしたものが食べたくなって、
コンビニでアイスを買い、歩きながら食べた。

ああ、たくさんの人の、同じ突っ込みが聞こえてくるようだ。
あんた、食べすぎだ。
そんなみじかい夏休みのはじまりであることよ。
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by mayukoism | 2008-09-15 02:36 | 生活