乃木繭子 本のある風景など。http://twitter.com/komayuko


by mayukoism
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

秘密のオフィスほろ酔い談義

深夜の出版社にしのびこむ。なりゆきで。

明日は定休出勤だしほんとごめんなさい、とぼんやりくたびれた体をもてあまして
せっかくの酒宴をお断りしたというのに、あろうことかお断りした相手と
帰りにばったり会ってしまった。

一杯だけ!という話になって、相手の勤務先である版元のオフィスで、
なぜか飲むことに。
コンビニで惣菜を買いこみ、ビールは?とたずねると、たくさんある!とのこと。

白いマンションの一階が、オフィス兼倉庫になっている。
鍵をまわして重い扉を開けると、蛍光灯はこうこうと付いているのに、だれもいない。

最近は倉庫を別に持っている版元が多いので、在庫を直に見られるのはめずらしいのだと言う。
スチールラックにずらりと積みあがる、梱包された同じタイトルの本。
まわりには研磨機やトンカチがあって、これで回送されてきた本をとんとん整えるのだと言う。
Iさんもやるんですか、と担当さんに尋ねたら、
10年やってましたよ、今はちょっとえらくなったからやらないけど、との返事。
あちこちに、取次会社の名前が入った頭紙がカラフルに重なっている。

Ebisuとプレミアムと銀河高原ビール。
いいビールばかり出てくる。2缶飲む。
なぜか話は、娘さんの将来をいかに憂慮しているか、や、1回目も2回目も奥さんが美人、など
たいへん私的な話に。

売場にはいつのまにかふにゃふにゃ現れて、ふにゃふにゃ去っていく、
ちょっとお世辞にも男前とは言いがたいその人が、なぜ美人のハートをものにできるのか、
という話になった。
ぼくはこんなことだれにも言ったことないんだけど、とぼそぼそ教えてくれたのが、これ。

美人は、容姿以外をていねいにほめる。

このひとできる、と思った。これはおそらく真実。
あのN谷さんよりも役に立つ本が書けるかもね、とその人はふにゃ顔で笑った。
[PR]
by mayukoism | 2009-09-29 22:34 | 聞いたこと