乃木繭子 本のある風景など。http://twitter.com/komayuko


by mayukoism
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夜をつむぐ

「左のポケットに!」
と、信号待ちの集団のうしろのほうから、
「1000円札が入ってた!」
声があがる。
信号を待つ知らない人たちの群れが、あらよかったねーという空気になった。

今週はまだあと二日、仕事に行かなくてはならない。
イレギュラーなシフトは苦手だ。

夜の路地を歩くと、磨りガラスごしに他人の家のお勝手が見えることがある。
なぜお玉といっしょに如雨露が、とか、逆さにずらりつるされた牛乳パックとか。
生活に圧倒される。生活の景色は言葉よりもまるごと人の思想。
ひとつところに長く暮らせばそんなふうになれるのだろうか。

その路地をぬけてブックオフへ。
購入。
『私の文学漂流』(新潮文庫/吉村昭著)
ひそかに探していたのだが、なぜ探していたのかもうさっぱり思い出せない。
財布をひらくと小銭しかなかったので、Tポイントで買う。
200円でシュークリームを買って帰り、いま財布には34円しか入っておりません。
こうなるとむしろしゃきっとしたりする。

ラジオからは江利チエミの『テネシー・ワルツ』。
当時14歳だという。I remember the night、うるわしてねしーわー。
では江利チエミさんの歌声を聴きながらお別れです。
ごきげんよう。みなさん、ごきげんよう。
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by mayukoism | 2009-02-16 04:01 | 生活